子どもと観られるホラー10選|「G区分=安全」ではない理由と、怖い場面の中身【2026年8月最新】
小学生と一緒に観られるおばけ映画を、映倫区分と「どの場面が怖いか」の両方で整理。全年齢向けのGでも、ゾンビの腸が垂れる場面や斧が刺さった頭が出る作品があります。配信先つきで、お子さんの苦手に合わせて選べるようにしました。
目次
- 結論:区分ではなく「何が映るか」で選んでください
- ⚠️ まず知っておいてほしい2つのこと
- ① 「G」は安全マークではありません
- ② 古い映画には、そもそも区分がありません
- 🎃 怖さの軽い順に10本
- 1. モンスター・ホテル(2012/87分)
- 2. メアリと魔女の花(2017/102分)
- 3. 映画 怪物くん(2011/103分)
- 4. モンスターズ・インク(2001/92分)
- 5. グースバンプス モンスターと秘密の書(2015/103分)
- 6. ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993/76分)
- 7. キャスパー(1995/101分前後)
- 8. ゴーストバスターズ(1984/105分)
- 9. ホーカス ポーカス(1993/96分)
- 10. アダムス・ファミリー(1991)
- 🚫 「子ども向けに見えるが、そうではない」作品
- ゲゲゲの鬼太郎は、版によって区分が違います
- パラノーマンは、G区分ですが強めです
- グーニーズは、いまの基準ではファミリー向けと言い切れません
- 📺 どのサブスクを選ぶか
- Disney+ — 定番の3本を持っています
- U-NEXT — いちばん本数が多い
- Netflix/Hulu — 日本作品ならこちら
- ❓ よくある質問
- Q. 何歳から観せていいですか?
- Q. 途中で怖がったらどうすればいい?
- Q. 区分が「公式データなし」の作品は避けたほうがいい?
- 📌 まとめ
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結論:区分ではなく「何が映るか」で選んでください
子ども向けのおばけ映画を探すとき、多くの人が年齢区分を見ます。
でも映倫のGは「怖い場面がない」という意味ではありません。
『パラノーマン ブライス・ホローの謎』はG区分です。
そして皮膚が剥がれ落ちるゾンビと、体から腸が垂れる描写が出てきます。
つまりG区分でも、お子さんによってはきついものがあります。
この記事では、確認できた区分と一緒に「どの場面が刺激になり得るか」を具体的に書きました。そちらで選んでください。
| 作品 | 区分 | 見放題 | 怖さのタイプ |
|---|---|---|---|
| モンスターズ・インク | G | Disney+ | 悲鳴を吸い取る場面がやや不安 |
| モンスター・ホテル | G | U-NEXT | ほぼ笑い。数秒だけ驚く場面 |
| メアリと魔女の花 | G | Netflix/Hulu | 特記事項なし |
| 映画 怪物くん | G | Netflix/U-NEXT | 特記事項なし |
| ナイトメアー・ビフォア・クリスマス | G | Disney+ | 造形が不気味。悪夢を見やすい子は注意 |
| グースバンプス | G | U-NEXT | うるさい系。静かな不気味さは薄い |
| ゴーストバスターズ(1984) | G | Prime Video/U-NEXT | 憑依される場面が数分 |
| キャスパー | 公式データなし | U-NEXT | 死の話が主題。別れに弱い子は注意 |
| ホーカス ポーカス | 公式データなし | Disney+ | 蘇った死体が追ってくる |
| アダムス・ファミリー(1991) | 公式データなし | Hulu/U-NEXT | 一次情報が取れず(後述) |
⚠️ まず知っておいてほしい2つのこと
① 「G」は安全マークではありません
映倫のGは「どなたでもご覧になれます」という意味です。
残酷な場面がないことを保証するものではありません。
実際にG区分でも、以下のような描写が入っています。
| 作品 | 区分 | 実際に出てくる場面 |
|---|---|---|
| パラノーマン ブライス・ホローの謎 | G | 皮膚が剥がれ落ちるゾンビ/首が切られた状態/体から腸が垂れる |
| ナイトメアー・ビフォア・クリスマス | G | 頭に斧が刺さった住人/箱から生首/「細切れにする」という歌詞 |
どちらも名作です。ただ「Gだから大丈夫」と思って何も準備せずに観せると、お子さんが怖がることがあります。
出典:映倫 審査作品検索/Common Sense Media パラノーマン/同 ナイトメアー
② 古い映画には、そもそも区分がありません
いまのG/PG12/R15+/R18+という4区分は、2009年5月に始まりました。
映倫の公開データベースも2009年以降の審査分しか収録していません。
つまり1990年代以前の映画は、2009年以降にリバイバル上映で再審査されたものだけ現行区分が付いています。
『ゴーストバスターズ』は2014年の30周年リバイバルで再審査されたのでGが付いています。
一方『ホーカス ポーカス』『キャスパー』は再審査の記録がなく、公式には区分が存在しません。
この記事では、そういう作品を「公式データなし」と書いています。推測でGとは書きません。
🎃 怖さの軽い順に10本
1. モンスター・ホテル(2012/87分)
区分:G(映倫審査 2012年9月12日)/見放題:U-NEXT
ドラキュラが経営するモンスター専用ホテルの話。
このリストで一番安全です。ほぼコメディで、怖い場面は数秒だけ。
ドラキュラが怒って目を赤く光らせ体が膨れ上がる場面と、松明を持ったゾンビの群れが出てきます。どちらも短く、笑いにつながります。
背景として「昔、人間がドラキュラの妻を襲って妻が死んだ」という設定があるので、そこだけ説明が要るかもしれません。
推奨年齢の目安:6歳以上(Common Sense Media)
2. メアリと魔女の花(2017/102分)
区分:G(映倫審査 2017年6月14日)/見放題:Netflix/Hulu
ジブリ出身のスタッフが作った魔法ファンタジー。
映倫は指定理由を何も付けていません。つまり特記すべき刺激がないという判断です。
日本の作品なので海外の視聴年齢ガイドはありませんが、区分と指定理由の無さから見て、この10本で最も穏やかな部類に入ります。
3. 映画 怪物くん(2011/103分)
区分:G(映倫審査 2011年10月3日)/見放題:Netflix/U-NEXT
藤子不二雄Ⓐ原作の実写映画。大野智主演。
こちらも映倫の指定理由なしです。おばけが出てくるコメディで、造形もマイルドです。
4. モンスターズ・インク(2001/92分)
区分:G(映倫審査 2013年1月9日・3D版での再審査)/見放題:Disney+
言わずと知れたピクサー作品。
気をつける場面が1つあります。悪役が幼児を椅子に拘束して、悲鳴を機械で吸い取ろうとする場面です。
また、子どもの靴下1枚で工場がパニックになり、黄色い防護服の作業員が対象を剃毛する場面は、小さいお子さんには説明が要ります。
推奨年齢の目安:5歳以上(Common Sense Media)
5. グースバンプス モンスターと秘密の書(2015/103分)
区分:G(映倫審査 2016年11月29日)/見放題:U-NEXT
そもそも児童向けホラー小説が原作で、子どもに読ませる前提で作られたシリーズです。
雪男・腹話術人形・巨大な虫・ゾンビ・狼男と、モンスターが次々出てきます。
ただし怖さの質は「うるさいアクション」型で、じっとりした不気味さはありません。追いかけっこと戦闘が中心です。
大きな音や騒がしい展開が苦手なお子さんには向きません。逆に、静かに怖いのが苦手な子には合います。
推奨年齢の目安:9歳以上(Common Sense Media)
6. ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993/76分)
区分:G(映倫審査 2021年10月25日)/見放題:Disney+
ティム・バートン製作のストップモーション。76分と短いのも利点です。
ただし造形が不気味です。
キャラクターが自分の頭や腕を取り外す、頭に斧が刺さった住人が普通に暮らしている、虫の集合体でできた悪役が出てくる、といった場面が続きます。
サンタを誘拐して「細切れにする」という歌詞もあります。
悪夢を見やすいお子さんには向きません。逆にこの世界観が好きになる子はとことん好きになります。
推奨年齢の目安:7歳以上(Common Sense Media)
7. キャスパー(1995/101分前後)
区分:公式データなし(2009年以降の再審査記録なし)/見放題:U-NEXT
やさしい子どもの幽霊キャスパーの話。
見た目は穏やかですが、扱っているのは死の話です。
3人の登場人物が死んで幽霊になる場面があり、キャスパー自身が「自分が子どものころどう死んだか」を語ります。崖から落ちて死ぬ場面もあります。
幽霊が首を180度回す・司祭に嘔吐するといったコメディ的にきつい場面も入っています。喫煙・飲酒の描写もあります。
身近な人との別れを経験したばかりのお子さんには、時期を選んだほうがいい作品です。
推奨年齢の目安:8歳以上(Common Sense Media)/上映時間はU-NEXT公式の101分表示を採用(映画.comは110分と表記が異なります)
8. ゴーストバスターズ(1984/105分)
区分:G(映倫審査 2014年7月29日・30周年リバイバル時)/見放題:Prime Video/U-NEXT
おばけ退治を仕事にする4人組のコメディ。
気をつける場面は主に3つです。
光る目の犬型の生物が人に襲いかかって憑依し、女性が叫びながら部屋中に投げ飛ばされる場面。腐った骸骨のような顔の幽霊がニューヨークを支配する場面。そして巨大なマシュマロマンに群衆が潰されそうになる場面です。
全体はコメディですが、このリストの中では体感の怖さが上のほうです。
⚠️ Netflixでの配信は2026年8月8日で終了しました。 現在はPrime VideoとU-NEXTでご覧ください(2026年8月9日時点)。
推奨年齢の目安:11歳以上(Common Sense Media)
9. ホーカス ポーカス(1993/96分)
区分:公式データなし/見放題:Disney+
3人の魔女が現代に蘇るハロウィン映画。ディズニー作品です。
コメディ寄りですが、幼児には不安な場面が複数あります。
子どもの生命力を吸い取られる場面、墓から蘇った死体が子どもを追いかける場面、魔女が絞首刑になる場面(足が見えます)、ゾンビが縫い合わされた口を刃物で切り開く場面、クモを食べる場面。
さらに「人間の皮で装丁された本」「絞首刑になった人の脂で作った蝋燭」が話の鍵になります。
推奨年齢の目安:10歳以上(Common Sense Media)
10. アダムス・ファミリー(1991)
不気味だけれど仲のいい一家のコメディ。
この作品だけ、怖さの一次情報が取れませんでした。
海外の視聴年齢ガイドに1991年の実写版の個別レビューがなく、2023年のアニメ版のページに転送されてしまいます。上映時間も映画.comに記載がありません(他のデータベースでは100分)。
内容を保証できないので、まず親御さんが先に確認することをおすすめします。
※2019年のアニメ版はG区分(映倫審査 2020年7月28日)です。実写版とは別作品なのでご注意ください。
🚫 「子ども向けに見えるが、そうではない」作品
ゲゲゲの鬼太郎は、版によって区分が違います
シリーズ名だけで選ぶと事故ります。
| 作品 | 区分 | 映倫の指定理由 |
|---|---|---|
| 鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 | PG12 | 簡潔な殺傷・出血の描写がみられる |
| 同 〈真生版〉 | R15+ | 刺激の強い殺傷・流血の描写がみられる |
〈真生版〉は15歳未満は観られません。「鬼太郎だから子ども向け」という思い込みが一番危ないパターンです。
出典:映倫 審査作品検索
パラノーマンは、G区分ですが強めです
先に触れたとおり、『パラノーマン ブライス・ホローの謎』はG区分ながら、ゾンビの腐敗描写や、11歳の少女が絞首刑を宣告される史実の話が出てきます。
しかも2026年8月時点で見放題の配信がありません(Amazonのレンタル・購入のみ)。すぐに観られないので、今回のリストからは外しました。
グーニーズは、いまの基準ではファミリー向けと言い切れません
冒険映画の名作ですが、海外の視聴年齢ガイドでは「今日の基準ではファミリー向けとは言い難い」と評価されています。
10代の男子が同意なく少女のスカートの中を鏡で覗く場面、圧死・串刺しの遺骨、冷凍死体などが理由です。
⚠️ Huluでは2026年8月31日までの配信です。Netflix日本では配信されていません。
📺 どのサブスクを選ぶか
Disney+ — 定番の3本を持っています
月額:1,250円(スタンダード)/無料体験:なし
『モンスターズ・インク』『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』『ホーカス ポーカス』が見放題。
ハロウィンの時期に子どもと観るなら、この3本が揃っているのは強いです。
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U-NEXT — いちばん本数が多い
月額:2,189円/無料体験:31日
『キャスパー』『モンスター・ホテル』『グースバンプス』『アダムス・ファミリー』『ゴーストバスターズ』と、この記事の半分をカバーします。
Netflix/Hulu — 日本作品ならこちら
『メアリと魔女の花』は両方で見放題。『映画 怪物くん』はNetflixとU-NEXTです。
❓ よくある質問
Q. 何歳から観せていいですか?
A. 年齢で線を引くより、お子さんの苦手を見てください。
同じ8歳でも、大きな音が苦手な子と、造形が不気味なのが苦手な子と、死の話が重い子では、避けるべき作品が違います。
- 大きな音・騒がしいのが苦手 → グースバンプスは避ける
- 見た目の不気味さが苦手 → ナイトメアーは避ける
- 死や別れの話が重い → キャスパーは時期を選ぶ
Q. 途中で怖がったらどうすればいい?
A. 止められる状態で観るのがいちばんです。
配信なら一時停止も中断もできます。劇場と違って、怖がったらすぐ止めて明るくできるのが配信の利点です。
短い作品から試すのも手です。『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』は76分、『モンスター・ホテル』は87分と短めです。
Q. 区分が「公式データなし」の作品は避けたほうがいい?
A. 避ける必要はありません。
区分がないのは、その作品が危険だからではなく、2009年より前の公開で再審査を受けていないからです。
本記事ではそういう作品にこそ、怖い場面の中身を具体的に書いています。そちらで判断してください。
📌 まとめ
- 映倫のGは「怖い場面がない」という意味ではありません。パラノーマンもナイトメアーもG区分です
- 1990年代以前の作品はそもそも現行区分が存在しないことがあります。推測で「G」と書いてある記事には注意してください
- 鬼太郎はPG12とR15+の版があります。シリーズ名で判断しないでください
- いちばん安全なのは『モンスター・ホテル』。造形が苦手な子には『ナイトメアー』を避けてください
- Disney+は定番3本、U-NEXTは本数。両方使い分けるのが確実です
📶 動画が止まる・4Kにならない場合は回線が原因のことがあります。使っているスマホで選ぶ光回線の早見表もあわせてどうぞ。
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本記事の年齢区分は映倫 審査作品検索、怖い場面の内容はCommon Sense Media、配信状況は各サービス公式ページおよびFilmarksで2026年8月6日に確認しました。配信状況は変わることがあるため、視聴前に各サービスでご確認ください。